深水ニシンの個人サイト「あらしののはら」管理用ブログです。
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※ 別のブログに書いた記事の転載です。
※ 2014年7月号● わざぐぅ! の感想を書くために掲載。
※ 今見ると、なんてまとまった文章なんだ! ってびっくりする。
※ しかし、書きなおしたのでした。(2014.6/1)
・・・ ぜんっぜん、わざぐぅ! には触れてない金太郎について調べたレポートです。
書くこと決まってるのに、書き進んでないっていうのが申し訳ないですm(_ _)m
感想記事は今月中に書きあげる! 絶対に書く! 絵は遅刻するかもだけど文章は書く!
ということで、書きあがるまでこちらの記事を暇つぶしにどぞ!
( こっち(ブログ内記事) もあわせて読むと大体今回書こうとしてる記事になるんだけど、
( これは文章が酷い。直したい。
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※ 追記 追加(120723)
ふと、“ギンタローの頭の円盤はなんなのか”という話題で盛り上がったことがあった。
・・・今まで描いた中ですごく似てないと思う;
千笑さまとお話をしていたときにこの円盤についての見解が割れた。千笑さま曰く「<剃り>ではないか」という。『わざぐぅ!』のネーミングルールはどうやら昔話・童話・伝説の題名(仮題)などから借用しているらしいので、ギンタローの元ネタは“金太郎”だろうと踏む。金太郎といえば童髪で頭のてっぺんに<剃り>がある。この<剃り>の部分を示しているのではないか、という。――つまり、“金太郎”の造型から拝借したパーツではないかということです。こういったパーツで解りやすいものには<○に丸の前掛け>。これは<金の字の“腹掛け”>を想起させるためのパーツだと思われます。
さて、私の見解について会話の際には明言しなかったのだけれど (<コラ!)、これは<目玉>だと思った。二重丸は<目玉>。この発想、実は私がこの作品に関連して作った二次創作キャラクター“ パロ ”に使っている。(パロは『わざぼー』連載時に作り、ネット上に公開した)肩とベルトの丸は目玉のつもりで入れています。どうして目玉を造型に盛り込みたかったかといえば、この作品にはわざ武王という<目玉>が付きまとっているから。
元ネタの造型から拝借したものとしてもう一つギンタローの“電撃攻撃”もそれではないかと思った。・・・“金太郎”が“電撃”といっても、私は当初ピンと来なかったのだけれど“金太郎”について調べていたら行きあたった。“金太郎”は“雷神”と関係があるらしい、という説がある。
ふと、“ギンタローの頭の円盤はなんなのか”という話題で盛り上がったことがあった。
・・・今まで描いた中ですごく似てないと思う;
千笑さまとお話をしていたときにこの円盤についての見解が割れた。千笑さま曰く「<剃り>ではないか」という。『わざぐぅ!』のネーミングルールはどうやら昔話・童話・伝説の題名(仮題)などから借用しているらしいので、ギンタローの元ネタは“金太郎”だろうと踏む。金太郎といえば童髪で頭のてっぺんに<剃り>がある。この<剃り>の部分を示しているのではないか、という。――つまり、“金太郎”の造型から拝借したパーツではないかということです。こういったパーツで解りやすいものには<○に丸の前掛け>。これは<金の字の“腹掛け”>を想起させるためのパーツだと思われます。
さて、私の見解について会話の際には明言しなかったのだけれど (<コラ!)、これは<目玉>だと思った。二重丸は<目玉>。この発想、実は私がこの作品に関連して作った二次創作キャラクター“ パロ ”に使っている。(パロは『わざぼー』連載時に作り、ネット上に公開した)肩とベルトの丸は目玉のつもりで入れています。どうして目玉を造型に盛り込みたかったかといえば、この作品にはわざ武王という<目玉>が付きまとっているから。
元ネタの造型から拝借したものとしてもう一つギンタローの“電撃攻撃”もそれではないかと思った。・・・“金太郎”が“電撃”といっても、私は当初ピンと来なかったのだけれど“金太郎”について調べていたら行きあたった。“金太郎”は“雷神”と関係があるらしい、という説がある。
『わざぐぅ!』が昔話(暫定)を典拠にしているので、
折角だから、それに関連してここのネタにしてみようと思う。
今年は「オズ」「昔話」とカテゴリを増やしてみたいと思ったのでした。
今回は、この本を参考に。
● 柴田弘武『おばけと物語』(現代書館)1986.7
新聞の企画で子ども向に書かれたものなのですが、吉野裕『風土記世界と鉄王神話』(三一書房)などの研究をまとめた内容です。『古事記』をはじめ、民間に伝わる妖怪話や御伽話には<鍛冶技術>が暗示されているのではないか?という研究をやさしい文章で解説してくださっている、親切な本だと思います。(残念ながら絶版なので、読む場合は図書館か古書店へGO!)
・・・そういった研究テーマから「桃太郎」についてもお話されているのですが、
この話は岡山県、吉備津神社の伝承を骨組みに肉付けしていったという説が有力らしい。
吉備津彦という神さまが温羅(うら)という鬼を退治した。
温羅が流した血が川に流れ赤く染まった。この川は血吸川と呼ばれる。
温羅は首を切られるが、何年経っても唸り声をあげつづける。
犬飼武に命じて、犬を使役させ首をドクロにしても声は止まない。
吉備津神社の釜殿の下に埋め、夢のお告げを受ける。
それに従い、温羅の娘・阿曽姫を奉仕させ、やっと静まった。
というお話。・・・なんていうか、血みどろです。
「温羅は、古くからここに住む製鉄民で、吉備津彦が彼らを征服したということが、
この話の本当の姿だったのでしょう。すなわち桃太郎とは、吉備津彦だったのです。」
というのが柴田弘武のご意見。
ところで、桃太郎といえば、
桃 / きびだんご / お供(犬・猿・雉) / 鬼
のモチーフが真っ先に思い浮かぶと思います。
以下、吉備津神社の伝承と照らし合わせつつ、「きびだんご」「桃」「鬼」について言及していきたいと思います。
最後に、『わざぐぅ!』にも突っ込んだ話をちょこっとつけます。
以下縮めます。
折角だから、それに関連してここのネタにしてみようと思う。
今年は「オズ」「昔話」とカテゴリを増やしてみたいと思ったのでした。
今回は、この本を参考に。
● 柴田弘武『おばけと物語』(現代書館)1986.7
新聞の企画で子ども向に書かれたものなのですが、吉野裕『風土記世界と鉄王神話』(三一書房)などの研究をまとめた内容です。『古事記』をはじめ、民間に伝わる妖怪話や御伽話には<鍛冶技術>が暗示されているのではないか?という研究をやさしい文章で解説してくださっている、親切な本だと思います。(残念ながら絶版なので、読む場合は図書館か古書店へGO!)
・・・そういった研究テーマから「桃太郎」についてもお話されているのですが、
この話は岡山県、吉備津神社の伝承を骨組みに肉付けしていったという説が有力らしい。
吉備津彦という神さまが温羅(うら)という鬼を退治した。
温羅が流した血が川に流れ赤く染まった。この川は血吸川と呼ばれる。
温羅は首を切られるが、何年経っても唸り声をあげつづける。
犬飼武に命じて、犬を使役させ首をドクロにしても声は止まない。
吉備津神社の釜殿の下に埋め、夢のお告げを受ける。
それに従い、温羅の娘・阿曽姫を奉仕させ、やっと静まった。
というお話。・・・なんていうか、血みどろです。
「温羅は、古くからここに住む製鉄民で、吉備津彦が彼らを征服したということが、
この話の本当の姿だったのでしょう。すなわち桃太郎とは、吉備津彦だったのです。」
というのが柴田弘武のご意見。
ところで、桃太郎といえば、
桃 / きびだんご / お供(犬・猿・雉) / 鬼
のモチーフが真っ先に思い浮かぶと思います。
以下、吉備津神社の伝承と照らし合わせつつ、「きびだんご」「桃」「鬼」について言及していきたいと思います。
最後に、『わざぐぅ!』にも突っ込んだ話をちょこっとつけます。
以下縮めます。
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