なまっとです。
告知通りカウンセリングで喋ってきました。

率直な感想。あまり上手いこと喋れませんでした。

「支配」「依存」「自立」　
この三つがこのマンガの三本柱になってるテーマだ！

とか、最後のほうだんだん自分が何言ってるのかよくわからなくなってきて痛いマンガトークしちゃったな、という気まずさが後に残った。無念。


　　・　なまっとは敵に感情移入する
　　・　その敵は単純な思考の持ち主のようだ
　　・　その敵の背後には巨大な支配的存在がいる
　　・　なまっとは自身の問題を作品に投影しているっぽい


なまっとにとって『わざぼー』『わざぐぅ！』　とはそういう作品だ、とカウンセラーさんには伝わったみたい。いや、違ってはいないよ・・・；　ゆえに、まーさま一体どうなっちゃうんだろうね？　また嫌な目にあうのかな・・・・　心配。

続きは延々なまっとが＜技神まー＞　に感情移入しちゃって辛いんだけど、たすけて！　という悩みを語りつづけています。「不毛だ・・・・　それ、まーさま違うもん！」　と逐一ツッコみたい方はどうぞ先へ進んで読んでみてねｖ

※　上手く喋れなかったから文面にして提出しようかな　というレポート用メモぐらいのつもりで書いています。それなりに長い話になりそうだし、一度に書ききれないっぽいので少しずつ書き足していこー。改稿の都度、冒頭にでも日付なんかを付記しておきます。読みたい人はチェックしてみてね！

＊　＊　＊

痛いはなし～ 技神まーに投影するなまっとの不安



まーさま、こと＜技神まー＞　の作中の行動／言動、他者から受ける攻撃。そういったものが、自分を見ているようで辛くなってくる、と感想中によく書きます。１２月号は取り乱してしまって、ほとんどまともに読めてなかったように思うのですが。皆さんちゃんとひとりのキャラクターとして見つめることが出来るようでとってもうらやましい。

あまりに自分と分けて考えられないから、データとして眺めようとこんなもんも作りました。
（※　未完成）

ももタローくんを眺めるような気持ちで読みたいんだけれど全然上手くいきません。


●　まーさまへの共感（技神まーの偏向解釈について）

私の本名は“まりこ”　と言うので“ま”　がおそろい・・・・　とかいうことは別にして、まず、まーのどういうところに共感できるか？　というおはなし。今回は、キャラクター像を分析的に見ていくわけじゃないので、個人的で大雑把な印象に依っており根拠が十分でないことを断っておきます。

人物像について共感できる点を以下に箇条書きする。


　A　他人が設定したノルマをこなすことに一生懸命――　まーは、“わざ武王”　の復活という他者の要件（＝　他人が設定したノルマ）　が自身の目的「この世界でだれよりもすぐれた最強のイチバンになる」　を達成するための「確実な方法」　と信じている。

　B　「だれよりもすぐれた最強のイチバンになる」――　すぐれる・最強・イチバンという唯一絶対的かつ最上のものを優位と考える価値観。

　C　能力的なアピールととりまき――　作中、能力的なアピールが頻繁にされる。また、手下がたくさんいる（ひとりぼっちというわけではない）。手下がたくさんいる理由については言及されていない。すごい力の持ち主ということを理由にまーに心酔している手下（ラヴーマー）　がいることから、能力的な魅力がとりまきを集めているんじゃないか、という印象。

　D　ルールを守らない他者に攻撃的――　命令に従わなかったり、こなせなかったり、裏切ったりした手下にすごく厳しい。裏切った場合は即時に切り捨てるのではなく、しつこく干渉する（シッポウ、めんめん）。未練がましい。

　E　「道具（ルビ：なかま）　のトコロ」へ行く――　＜道具＞を意味して＜なかま＞　と呼ぶ。つまり、それらを同等のものとみなしているようである。台詞では＜道具（自分が自分の意思によって使う自分以外のもの）＞　の意味のほうが強い。しかし、同等ととるならば＜なかま（自分と共通点のある自分以外のもの）＞　の意味が強くなることもあり得るのではないか。自分と他者の関係性の認識が混乱している様子。


で、私が抱えている問題によせてまとめると、


　　A　他人が設定したノルマをこなすことに一生懸命
　　B　唯一絶対的で最上のものを優位と考える価値観
　　C　能力的なアピールでとりまきを獲得しようとする
　　D　関わり合いになった他者に未練が残る
　　E　自分と他者の関係性の認識が混乱している


・・・・　どうやら、なまっとは＜自分のことを自分で決められない＞＜自他の区別が曖昧＞　という問題を抱えているんじゃないか？　というのが見えてきたと思う。

もうちょっと丁寧に言うと、[Ａ][Ｂ]　のような規則を重んじる、また“ある原因に対して特定の結果は必ず起こる”　みたいな法則性を絶対とするような単純思考が、[Ｃ]　のような思考に繋がっているともいえる。だから、他者との関係性を築くなかでの複雑な感情の動きを横に置いて、法則に従わない者についての不明を解消できず忘れられない[Ｄ]。また、自分の意のままになる境界線を自分以外のものとの間にうまく引くことができない[Ｅ]。

だから、他者との関係性を築くのが苦手なんだな。
で、そういう個人の心理的問題（発達上の問題？）　を念頭に置いていると、技神まーの描写に独特の解釈をすることになったりする。（それいっちゃったら、うえで言ってることも信用ならない、ということになるわけですが）

たとえば、技神まーは“わざ武王”　というわざぼー（杖）　を持っている。まーが初登場する話で、それを身体の中（胸？　腹？）　から引き抜くという他のわざぼー使いには見られない取り出し方をする。これが、わざぼー（他者＝道具＝なかま）　との未分化を象徴するようにも思えてくるのだ。

――　おそらく、技“神”　という名前に関連させて、聖書の逸話にある磔になったイエス・キリストにロンギヌスが槍を刺したことが念頭にあるか。また、同じ話でまーが対戦する相手が"大槍”　を持った“蛇”　というのも宗教的モチーフの意味を連想させる。果たして、文脈上これらにどういう意味があるのか、ないのか・・・・　は一先ず考えない。

個人の問題と描写の意味を混同しないためにも、投影した部分を分けて自分の問題は自分で解決したい。私、まーさま好きだし。他のキャラクターのように、見つめる対象として捉えたいんだけどなぁ。