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深水ニシンの個人サイト「あらしののはら」管理用ブログです。
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(旧題:今月(5月号)のわざぼー)

おおまかな感想は縮めません。ほぼ内容には触れてないので。
大きなネタバレは皆出てくるということですが、それは想定の範囲内だと思うのでネタバレでもないという判断で。どういう絡みがあったのかがはっきりしない書き方をしましたので、それは本誌参照のこと。ほぼ箇条書きです。

ではでは↓

* * * *

扉絵がかわいい。

●で、出たああ~~~~~~~~!!?
なんだろう、この編集部の反応。むむ君のふいをつかれてぼ-っとしてるところ撮られちゃったみたいな、比較的気の抜けた顔で絶句してる様子も滅多にない感じでいいですね。(何が)

まーさま、頂上飽きたの?寂しかったの?
すし屋で誰がバイトしてるの?おまえの手はにぎるため?


めんめんちゃんが媚び媚びです。語尾のばしたりして。
何?何アピールなの、めんめんちゃん!?
おねえちゃんはめんめんちゃんをそんな子に育てた覚えはありません!


今回はなんとなく三人の身長差がわかった回でもあり、むむ君は思っていたよりも背が高く(大体みみみちゃんと同じぐらいだと思っていたけど、やや大きいですね)、めんめんちゃんは小さい(むむ君の腰よりやや上ぐらいまでの身長!)ということが発覚しました。
かわいいなぁ、めんめんちゃん・・・。

拍手


* * * *

あんまりまとめようという意思を感じない記事で;
もうちょっと、読み取ったこととか書くべきとは思うのですが、今回はパスです。曽山作品はスルメなのであとからじわじわくると思って・・・もしゃもしゃ。

それにしても、今回のむむ君の機嫌の良いことといったら!
みみみちゃんのチカラになってほしいと言われたから、めんめんちゃんに対してなにやらフレンドリーな態度なんですか?おねえちゃんは、むむ君をそんな子に育てた覚えは(以下略)

・・・策士めんめん☆

みみみちゃんと合流するまでにどういうやり取りがあったのか気になるところです。

あと、今回転んだ後あたりのみみみちゃんが可憐。
みみみちゃんがスカートだったら、パンチラチャンスですね。


= おまけ =
ちょっとつまらないかったかも。。。ということでおまけの長文記事。

■黄色い瞳、白抜きの瞳

まーさまの配色がわからりそうでわからないイライラする画像があったので貼っておきます。著作権違反なのはよーくわかってるので、月変わりにはさげるつもりです。
(「まーの配色考察」という意図を示しておけば大丈夫かしら・・・?)


出典:『コロコロイチバン! 2007年11月号(通巻16号)』(小学館 平19.11)表紙。

前髪メッシュと靴のラインは同じ黄もしくはオレンジ系、ズボンが折り返しのところも含めて紺(折り返しも同じ色なの!?)。瞳の色は黄色で塗られているけれど、これはちょっと待った!ポイントです。

曽山さんの黄色い瞳という表現は大雑把には平常心でない状態を表す場合に使われると思われ、白黒原稿における瞳を瞳孔を残して白抜き、もしくは瞳孔なしで白抜きで描く場合と同様の表現と考えられる(細かい検討はまだしていないけれど)

2006年5月号(通巻7号)(コミック2巻「技風むむとわざぼー」)のカラー扉、みみみとむむが闘志むき出しで正面衝突しようという絵では、みみみもむむも瞳の色は黄色で塗られている。

・・・ちなみに、旧公式ページなどで作中カットを着色したむむの立ち絵があったとおもうけれど、この扉絵カラーを参考に塗ったものと思われ、むむの瞳が黄色かった。

同話内、扉絵と同じシュチュエーションと思われる「決着弾!」と叫ぶシーンおよび次ページの見開きあたりを参照すれば両者とも瞳を白抜きで描かれていることが分かる。私はここから、黄色の瞳は白抜き瞳と同じものだと考えた。このシーンのみをみると、白抜きの瞳は闘志をむき出しにしているときの表現のように思えるけれど、他の心理状態のときも白抜きになることは作品を読んでいれば自明のことである。ひとまず、<平常心でない>といいまとめてみた。

さて、みみみとむむの場合は平常時は別の色の瞳、別の描き方がされている。平常時も黄色い瞳、白抜きの瞳をしているキャラクターを思い浮かべると、レイザー(1巻「空からの訪問者とわざぼー」)、ヘビィ(3巻「技神まーと・・・」)など。彼らは自分が相手に対して有利であることを確信したうえで、不利な相手を貶めようとするようなキャラクターだったと思う。

レイザーは戦闘において不利な状況を打開したみみみから、<(みみみとは)戦士としての目が違う>と指摘されていたことから、その瞳は戦いにおいて相手に向かう姿勢に真剣さや誠実さがないことを表現するもののようであった。

ヘビィはまーの初登場回に配置された敵キャラクターであり、つまり、まーと対比できる位置に登場させたキャラクターであった。自分より弱い子どもを脅すヘビィが描かれた直後に登場したまーはその目を強調して描かれている(コミック3巻、111頁6コマ目、目を中心にアップで描かれる)。

5コマ目のヘビィの表情と見比べればほとんど同様の描き方がされていることがわかる。作品内でしばしば瞳(目)がキャラクターの心を表すものである事が言われる(2巻「技風むむとわざぼー」むむの去り際の台詞など)から、両者の瞳が似通った描き方がされるということは、両者とも似通った心を持つキャラクターだと読者に読ませることが可能であり。ヘビィの行動とまーの行動を照らし合わせてみると、その非道さ。非人道性が共通するように思える。だから、ヘビィの瞳というのは非常さを表現する瞳であったと考えられるのだ。(注1)(注2)

・ ・ ・ ・

そろそろまとめに入りたい。
瞳はキャラクターの心理状態や性格などを表現するものと思われるが、黄色の瞳または白抜きの瞳というのは平常心でない心理状態を表現するものと思われる。また、平常時が黄色い瞳をしている(と思われる)キャラクター(レイザー・ヘビィ)について検討したところいずれも相手に対して絶対的優位にある確信をもっており、レイザーは戦闘において相手に向かう姿勢に真剣さや誠実さがなく、ヘビィは非人道的な性格をしているということが確認できた。

まーはヘビィの非人道性と近い性格を持っているだろうということは、その瞳の表現が近似することから言えそうである。しかし、まーの瞳が黄色だと断定するのは今のところ避けたい。というのは先に示したとおり、みみみやむむも平常心でない場合は黄色い瞳で表現される事があるということで、つまり、現在のまーが平常心でないという可能性も一応考えておきたいのである。

とはいえ、暫定黄色というのはほぼ決定事項のような気もする。


・・・以上、まーの配色についての推測を中心に、黄色の瞳/白抜きの瞳表現の意味について考察してみました。今後は作中の白抜きの瞳について検討して行きたいと思う(むむ君が面白そう・・・。むむ君の瞳表現は初期からどんどん進化しています☆)。


* * * *

注1
2008年1月号(通巻16号)わざぼーF.Cにおいて「邪魔する者はブッ殺す。その目は、人間のものじゃない!!」と目の描き方に着目したコメントがされている。

注2
ヘビィが人というよりはヘビあるいは爬虫類(冷血動物)として描かれていることも非人道性を象徴する表現のようでもある。チャオチャオ=ちょうちょ(虫)ということも考えるともう完全に弱肉強食の話ですね。

やや気になるのはシッポウ君が人というよりは動物だということ。めんめんも動物寄り。なにかしら意図があるように思えるのだけれど・・・。

注3
今回は瞳孔の有無については考えなかった。当初まーの瞳に瞳孔は書き入れられていなかったのだが、近頃は描かれたり描かれなかったり曖昧である。瞳孔のないキャラクターで思い浮かべるのが4巻「必死な気持ちとわざぼー」のブレッツ。彼の瞳は瞳孔なしで横線で塗られている(カラーでは赤)。レイザーとは逆に、戦闘への誠実さを真剣さを示すと瞳孔が描き入れられた白抜きの瞳に変化する。・・・目の表現って面白いv
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