安定の遅刻。申し訳ありません；
一個前の記事を絡めようとして絡め損ねた・・・・　また、後日やろーっと。

６月２７日に「わざぐぅ！」　５巻　発売したね！

先月号（2014.７月号）　までのお話が収録されてる。
ギンちゃんとの対決が盛り上がったところで切れるのね。

続きはどうなるんだろう。むずむずむず　・・・・

＊　＊　＊

今回は色々あったよーーー

もう、めっちゃくちゃ色々あった！　いったい何から話せばいいのやら。
ひとまず、ももタローとギンタローの戦いに決着がつきます。

なんという大怪獣バトル。拳と拳で技を競った果てに、こんなことになるなんてっ！　技を磨くって何かを超越することなのね。ショック！　・・・・　そんななんでもありに何言ったって無駄だろうけれど、気になること一点。ギンちゃんの呼び出したものが“聖なる” 　ドラゴンっていう言い回しが若干ひっかかる。

同じように形容して呼び出したももタロー君のやつは禍々しさ炸裂で蝙蝠のような羽が生えているけどね！　（このドラゴン、１０秒ぐらい見つめてると精神的にきます；）

ももタローのかっちょいい活躍が見たい！

前回のバトルではギンタローが圧倒的に目立っていた。今度こそ、ももタローのターン　かと思ったら、なんと、勢いそのままギンタローの心理描写で展開します。ももタローを“見る”　立場で作品を読まされるとは思わなんだよ。これじゃ、もう、ギンちゃんにしか感情移入できません！！　

ああっ、ギンちゃんが愛おしくて、
くるしい！　つらい！　（人として）イタイ！　

ギンちゃんは・・・・
裏表紙で「ずるい・せこい・性格が悪い」　と紹介されていた。電撃を操る能力で勝負してる勝ちにこだわるピリピリした奴で、ももタローのこだわりにケチをつけたり、だまし討ちをしてでも勝ちたいという言動は確かに性格が悪そうでした（１巻）。

しかし、クイズバトルで一人頭を抱える姿（３巻）　や、先制をとろうと努め、攻め続ける姿（同）　には紹介の言葉そのまんまの悪いイメージはない。“勝ち”　にいくために振舞う姿がそう見えるだけなんだろう、と思えてくる。

むしろ、わざぐぅを腕にはめて、（テンション上がるせいか） ギンタローとの対決ではやたらと上から目線で対峙するももタローのほうが、よっぽど性格が悪そうにみえるという不思議。決め技はいつも力量を合わせたようなギンタローの技の真似っこだし。

・・・・　馬鹿にしてらぁいっ！

みたいな難癖をつけないギンちゃんは偉い。

今回、オーディエンスがホントいい仕事してくれます。

泣くかと思った。泣けばよかったか。そんなだから、涙腺詰まって涙点に注射針刺さなきゃならなくなったか。いやー、目玉付近に針刺されるの怖かった・・・・（Ｔ Ｔ）

ももタローとギンタローのステータスは同じ。そんな２人がぶつかったときに勝敗を決めるものが、自分の限界を意識せずに戦っている今を楽しむなんて、そんなことだったなら、ギンちゃんははじめから不利だったんだ。「現実はきびしい」　とか、「ルール」　のことを口にしたり、物事の理をよく気にする。常々ツッコミ役に回っていたことすら、そういう性格の表れだったようにも思えてくる。理という形あるものが限界を作っていたんだ！

ももタローが「おまえの戦いかた嫌いだ」　と言ったように、そもそも、２人はは戦いに臨むスタンスが違う。床に倒れて自分の負けに卑屈な言葉を漏らすギンちゃんを見下ろすももタローくんの無言の一コマが怖い怖い；　君たち、物事の取り組み方を戦わせちゃだめだってばよ；（どーせ、どっちかが折れるなんてことないんだから）

いやー。観衆って好きじゃなかったんだけれど、第三者の意見って大切ね。当人同士が意見をぶつけ合うだけじゃ和解できないことってあるよね！　まーさまの悲劇が繰り返されなくて良かったぁ（－▽－）


　＊

トビラのむこうは、
エレベーターになっていた。


わざわざ、ももタローのモノローグ（？）　ナレーション（？）　で語られるから意味深にとらえるけれど、振り返れば、階層移動のときはいつも走っていたね。機械に運ばれるんじゃあ、引き返すのは難しいね！　どうなっちゃうんだろーなぁ・・・・　（ドキドキ）

そして、まさかの頂上でした・・・・



ギンちゃんにハッスルしすぎてかなりネタバレ気味でしたが、
今回はこの辺でノシ