深水ニシンの個人サイト「あらしののはら」管理用ブログです。
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先日あげたこの記事
・ 本誌要約とまーの台詞の意味についての考察 まーは“人質”をとったのか?
加筆、修正中―― です。(記事が未完成ということ)
以下、これに挿入予定の“真のまとめ”という名の補足です。
タマ
・ 本誌要約とまーの台詞の意味についての考察 まーは“人質”をとったのか?
加筆、修正中―― です。(記事が未完成ということ)
以下、これに挿入予定の“真のまとめ”という名の補足です。
タマ
* * *
まーについて散々言っている記事ですが、文章が「このオレがそんなセコイまね(以下略)」並みに意味不明で回りくどいことになっており、話の筋が一見して理解しにくい部分がちらほら・・・。なので、そのあたりちょいちょい手直ししました m(_ _)m < 相変わらず、くだくだしいですが。
長々書いていましたが、何言ってるかといえば、
○ 「とらわれたみみみとわざぼー」話の展開について
・ まーはみみみを人質のようにとらえたが、みみみは人質として機能していない
・ ゲームはまーの意向に従ったわけではなく、みみみの希望による
○ まーの周囲とのすれ違いの描写の指摘
・ まー自身の言動や、他者への対応がすれ違いを引きおこしている
・ めんめんと関係上のすれ違いがおこっている(うらぎり者。敵から味方に変わった)
・ めんめんが横入りしたために、むむとの対話が遮断される
・ みみみからゲームの主導権を奪われる
○ まーの人物造形について
・ 意思伝達が直接的でないため、難解。(伝達が不確実)
・ この話は、そのためにすれちがいが起こっている様子が描かれている
・ すれ違いを回避するために、彼は「確実な方法」を希求しているのか (試論)
ということで、
みむめからの「さびしかったのか……」 という同情でスタートする話ですが、まーと他のわざぼー使い3人とのやり取りは、むむとの対話がまー自身の発言により論点がすれ違う様子が描かれ、裏切り者のめんめんにその会話が中断され、まーが主導権を握っていたはずのゲームの進行はみみみにより奪取されてしまう、ということが起こっている。
むむとの対話でのつながりが、めんめんという裏切り者によって遮断されたためにむむとの関係は続かず、また、めんめんとの関係もすでに終わっている。そして、みみみがゲームの主導権を奪う。これにより、むむとめんめんと関係があるのはみみみであってまーではないということがはっきりする。
まー提案のゲームのルールを読むと、まーVSむむ&めんめんでみみみを奪い合う話なのだけれど、構造を読むと、まーVSみみみでむむとめんめんを取り合っているっぽい。
この話は、みみみとむむとめんめんの結束を前の話[「3人のチカラとわざぼー」]に引き続き描きつつ、まーを孤立させている。そして、むむとめんめんをめぐるバトルを展開することで、みみみVSまーの構図を描いている。
*
…… <関係>とか書くとなんか誤解を生みそうなのだけれど、いい言葉がでてこなかったのでこういう書き方になってしまいましたが「なんとなくわかるだろ?」
作中、まーに<むむと友達になりたい>とか<めんめんに裏切られたのは悲しい>とかいうキモチの描写はないので、これは言えないことです。構造を読むというのは行間を読むというのともまた別のはなしになります。構造上そうなっているから、登場人物の心情もこうなんじゃないか? ということは必ずしも言えない。
(無意識に構造を読み取ったがために、人物の心情について読者の感情を投影して認識する場合があると思う。そうすると「友達になりたかった」とか「悲しかった」などと、あたかも“まーが思ったこと”のように判断してしまうかもしれない)
まーはめんめんにネタバレされなければ玉のことをしゃべったかもわからないので、みみみ争奪バトルをしたかった(つまりゲームルールのとおり)というのが物語の中でのまーの目的だったように思う。表面上のやり取りとはいえ、そういった演出を彼は好んでいる。はたして、まーにみみみへの恋愛感情があったかはわからないけれど、女をめぐる男たちの争いごとというのがあのゲーム。
『マリオ』という女を救いだすゲームをやりはするものの、別にピーチ姫とどうなりたいということはない、みたいな…… いわゆるゲームっぽいシュチュエーションを楽しみたかったということなんじゃないでしょうか。
*
まーが人質をとったか否か? という話ではじめているものの、最終的には「とらわれたみみみとわざぼー」っていったい何が描かれていた話なんだ?! という話題にすり替わっていました。 タイトルへの答えは<人質はとれなかった>というところに落ち着いています。…… しくじったまーさまでした。
まーについて散々言っている記事ですが、文章が「このオレがそんなセコイまね(以下略)」並みに意味不明で回りくどいことになっており、話の筋が一見して理解しにくい部分がちらほら・・・。なので、そのあたりちょいちょい手直ししました m(_ _)m < 相変わらず、くだくだしいですが。
長々書いていましたが、何言ってるかといえば、
○ 「とらわれたみみみとわざぼー」話の展開について
・ まーはみみみを人質のようにとらえたが、みみみは人質として機能していない
・ ゲームはまーの意向に従ったわけではなく、みみみの希望による
○ まーの周囲とのすれ違いの描写の指摘
・ まー自身の言動や、他者への対応がすれ違いを引きおこしている
・ めんめんと関係上のすれ違いがおこっている(うらぎり者。敵から味方に変わった)
・ めんめんが横入りしたために、むむとの対話が遮断される
・ みみみからゲームの主導権を奪われる
○ まーの人物造形について
・ 意思伝達が直接的でないため、難解。(伝達が不確実)
・ この話は、そのためにすれちがいが起こっている様子が描かれている
・ すれ違いを回避するために、彼は「確実な方法」を希求しているのか (試論)
ということで、
みむめからの「さびしかったのか……」 という同情でスタートする話ですが、まーと他のわざぼー使い3人とのやり取りは、むむとの対話がまー自身の発言により論点がすれ違う様子が描かれ、裏切り者のめんめんにその会話が中断され、まーが主導権を握っていたはずのゲームの進行はみみみにより奪取されてしまう、ということが起こっている。
むむとの対話でのつながりが、めんめんという裏切り者によって遮断されたためにむむとの関係は続かず、また、めんめんとの関係もすでに終わっている。そして、みみみがゲームの主導権を奪う。これにより、むむとめんめんと関係があるのはみみみであってまーではないということがはっきりする。
まー提案のゲームのルールを読むと、まーVSむむ&めんめんでみみみを奪い合う話なのだけれど、構造を読むと、まーVSみみみでむむとめんめんを取り合っているっぽい。
この話は、みみみとむむとめんめんの結束を前の話[「3人のチカラとわざぼー」]に引き続き描きつつ、まーを孤立させている。そして、むむとめんめんをめぐるバトルを展開することで、みみみVSまーの構図を描いている。
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…… <関係>とか書くとなんか誤解を生みそうなのだけれど、いい言葉がでてこなかったのでこういう書き方になってしまいましたが「なんとなくわかるだろ?」
作中、まーに<むむと友達になりたい>とか<めんめんに裏切られたのは悲しい>とかいうキモチの描写はないので、これは言えないことです。構造を読むというのは行間を読むというのともまた別のはなしになります。構造上そうなっているから、登場人物の心情もこうなんじゃないか? ということは必ずしも言えない。
(無意識に構造を読み取ったがために、人物の心情について読者の感情を投影して認識する場合があると思う。そうすると「友達になりたかった」とか「悲しかった」などと、あたかも“まーが思ったこと”のように判断してしまうかもしれない)
まーはめんめんにネタバレされなければ玉のことをしゃべったかもわからないので、みみみ争奪バトルをしたかった(つまりゲームルールのとおり)というのが物語の中でのまーの目的だったように思う。表面上のやり取りとはいえ、そういった演出を彼は好んでいる。はたして、まーにみみみへの恋愛感情があったかはわからないけれど、女をめぐる男たちの争いごとというのがあのゲーム。
『マリオ』という女を救いだすゲームをやりはするものの、別にピーチ姫とどうなりたいということはない、みたいな…… いわゆるゲームっぽいシュチュエーションを楽しみたかったということなんじゃないでしょうか。
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まーが人質をとったか否か? という話ではじめているものの、最終的には「とらわれたみみみとわざぼー」っていったい何が描かれていた話なんだ?! という話題にすり替わっていました。 タイトルへの答えは<人質はとれなかった>というところに落ち着いています。…… しくじったまーさまでした。
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