一週まわってめんめんくんだ！
紆余曲折したけれど一番好きなキャラはめんめんくんだ。

“おもしろい”　ってなんだろうと考えていた。なにかしらの問題とか葛藤とか重くのしかかってくるもの（ひとことで言えば“プレッシャー”　）　を軽減してくれる生理的反応が“笑い”　だったとして……　自分にとって“笑える”　ことが“おもしろ”　くって、そういう“おもしろい”　ものを「好き」ってことにしたほうが“笑顔”　になれるから……

――　や、仮定ばかりを並べた話だよ。ファンタジーだ。

そんな「好き」なキャラなら、みていて気持ちが明るくなっていくハズ。
そういう意味で痛快なのはめんめんくんだろーよ、と自問自答した。

一番“うれしい”のは、まーさまが快方に向かってくれることなんだけれど、いま彼ものすごく見てて可哀想だよ。大丈夫？　ダメ？　生きてる？　と、問いかけた読者は私だけではないはずだ！

＊　＊　＊

と、頭のわいた話からスタートしました。
例のごとく、これから感想を書こうとしている作品の内容とは一切関係ありません。頭を切り替えて！

さて……

「アイツは今まで…、先生という立場を利用して戦っていた…。」　ｂｙ　ももタロー

という台詞だけ読んでどんな状況だと思いますか？　先生とはどんな先生、何の先生、なんで先生って言われているのか云々　と、思い浮かべた“先生”　によって色々違ってくるでしょう。ここでは学校の先生のこと。漫画家先生とか、会社のやや目上の人をおだてて言ってるわけではないんだぞ！

番人の対・クノッヒー先生は体育教師です。
「先生！　生徒はネオ・バトルクリフにはいれますか？」
と伺いたいところですが、それは野暮な質問と言えましょう。

柔軟にいってみましょう

はたして、先生と生徒の関係は縦のつながりなのか。学校ＶＳ家庭　の構図の中ではもはやカオスも良いところ。板挟みの児童の皆様お元気ですか？　昔の学校は良いところ？　だって、先生のいうことはなんでも正しいって風潮だったじゃない。そこから一転して、いまじゃそうとは限らないって食ってかかる疑いのまなざし！（※　イメージです）　そんなだから、今回の話って“笑い”　として際どいところを縫ってるんじゃないかって思った。――　おい、子供たち！　現役の生徒のみなさま！　どうだ？　笑ったかい？　これが笑える世の中なら私はちょっとだけほっとするよ。

抱腹絶倒

今回は今の子どもの“笑い”　とちょっと前の子どもの“笑い”　がミックスされた味わい深さと共に、クノッヒー先生の真面目さが伝わってくるお話でした。（ほんとかよ）

話の本編とは関係ない『らくがき』のほうで、先生は「彼女ほしい」とつぶやいている。……　うん、そんなこと言ってそうな感じがする。ところで、体育教師と彼女欲しいって組み合わせに、学園ものお馴染みの禁断ネタが頭をよぎるのは昭和生まれの発想でしょうか。

……　きっと、クノッヒー先生も新任時代に女生徒から惚れられるようなことがあったけれど、先生という立場を重んじて一生徒の幸せを願い、女生徒の涙を見送ってから早云十年月日は流れ、ひょんなことであらわれるその時の女生徒は２児（長女・１５才、長男・１０才）　を連れての未亡人。クノッヒー先生の身に降りかかるラブ・コメディの予感と、先生という立場に揺れる気持ちが波乱万丈な過去と未来がある……　

ということにして、結構「好き」だよ、先生。

腕立てのときにひしゃげたわざぐぅがツボでした

……さて、このまえ宣言した通り遅刻する訳にはいくまいと心に決めていたにもかかわらず、９月ギリギリ。とりあえずセーフだから良い。自分と自分の約束は果たした　っていう、独り言です。ブツブツ。

明日っから１０月になりますが、

なんと、『わざぐぅ！』　４巻　発売

２８日に出るって小学館がサイトで言ってたもん。おすすめ情報の『曽山コンボ！』　って必殺技的響きがありますが、ファストフードのセットメニューのニュアンスか。別に値引きされるお得なサービスではない、ということから『でんじゃらすじーさん邪』の９巻も同時発売するっていう宣伝文句と理解できます。本は定価だ。


ではでは、今回はこのへんで　ノシ

こんなはずじゃなかった感