深水ニシンの個人サイト「あらしののはら」管理用ブログです。
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7月4日―― 統計によると、この日いち日でわれわれが失うバカの人数のほうが、一年のこの日以外の日に失う合計よりも多い。なのに、それでもバカは多いので、いまでは7月4日がいち日しかないのでは不十分であることがわかる。この国がそれだけ成長しているのである。 [『マーク・トウェインコレクション1 まぬけのウィルソンとかの異形の双生児』(彩流社)]…… ということで、7月4日はアメリカ独立記念日です。
この日は先月の冒頭で話題にした横浜開港記念日(6月2日)周辺で行われる祝賀行事・記念祭の起源と縁が深い。開港記念祭そのものは、開港一周年を神社の祭りと一緒に祝ってしまおうというノリで万延元年6月1~2日にかけて行ったものが始まりなのですが……
横浜港は安政5年6月2日に開かれました。当時は旧暦を使っていたので、今でいえば7月1日にあたる。開港はアメリカとの締結を皮きりに同条件で結んだ計5カ国との修好通商条約でのおやくそく。当初、アメリカが用意した条文では7月4日になるはずだったんだけれど、ロシアの提案で切りよく1日からに早まりました。
本来の開港予定日である7月4日当日。領事館にいるアメリカ人は祝砲をあげるなどでたいそう盛り上がったそう。これが、祖国アメリカの独立記念日を祝ったのか、開港を祝ったものかははっきりしない。でも”開港する日”に日本で祝われたイベントとしてはこれがはじめてだったらしい。それで、
―― ちくしょう!開港祝いの“はじめてをうばわれた!!”という話。
* * *
なんて、冒頭は月のイベントを話題にあげてみましたが、敵キャラのネーミングが前回に引き続き季節のこと。毎度、元ネタは云々いうのが何様感があってどうしようかと思っていたので、この際だから相手の名前は話題にしない。
さて。
今回の『わざぐぅ!』は、ももタローに悲劇が訪れる!!
こだわりなんてハナクソウンコ!! とギンタローの言葉を反芻する瞬間ではないか。
いつもご苦労さまな活躍ぶりではあるけれど、ネタ的に面白いという向こう側の理性的な価値観にうったえる、この嫌悪感!! 身の毛はよだつし、毛もつくし、汗と涙の泥試合。アツいはずのバトルなのにボクちゃん背筋が寒いよぅ。…… これから暑くなってくるから、気持ちだけでもクールに行こうということなのか? なるほどの世界一強くてかっちょいい男です。
ちょっとだけ、父と子のふれあいのようでほほえましくもあったさ。
問題は他人同士と言うところで。
それにしても、雨に打たれたり、汗だくだったり、この前からやけに汁っぽい。いくら強くてかっちょいい男でも人間なら風邪ひくよ。クールはいいけど、寒い男になっちゃ元も子もないぞ!(`・ω・´)*
…… そんな感じで勝負を乗りきったももタロー君なんだけど、あれってホントに勝ったの? 棄権じゃなくて? 番人の采配だからいいのか? 試合終了後が真の修羅場だったという余韻を含んだ終わり方が涙を誘います。
そして、そして、今回は物語に展開の兆しも!
この前顔出ししたギンちゃんが引き続き最後の1コマにだけ登場。下の階にいた! 果たして、ネオ進出者は同じ番人と同じ順番で戦うのか知らないけれど、ももタローの戦いを見てきた読者としては、君の未来も心配だ…… とか思ったり。
こんな感じで、今期は主要人物のことにちょいちょい触れてくれるのかしら? 楽しみだなぁ~~~。
さらに、ももタローの脳裏にみみみのシルエットがくっきり浮かびあがった! 「戦うべき」相手とも言われたりして、ご姉弟に何があったのか? なんだかわからないけれど「たおすべき」だった、むむ君にとってのわざ武王にひきつづき謎の因縁です。
―― ももタローのその後、
―― ギンタローの戦い、
―― みみみはどこにいるのか? など。
読者各々、色々な思いを馳せるといいさ。妄想は爆発だ!!
そんな感じで、今回はこの辺で…… ノシ
: 余談 :
新(ネオ)わざぐぅ!くらぶ!! (注: 読者投稿コーナー)
……先月からまタロー推しの子がいるのが嬉しいというのは置いといて、ばふんうにの人! なんでばふんうに!! ショコたんが息を弾ませて言うスカシカシパンよろしく語感でジワジワ来る(画面に2匹書かれたうち1匹加工済みなところがまた...) このハイセンスっぷり、一体何者なのでしょう。
そして、まタローとうにが上下で並ぶと同じイガシルエットだということを思い起こさせます。
…… 今月の良かった!! すごく。
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